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暗い ライト
自分の声♪

こんにちは

お元気ですか?

 

この大雨で被災された地域の皆様に心から深いお見舞いを申し上げます。どうか、どうか、一日も早く、被災された皆様に穏やかな日常が戻りますように…

胸に留め、想っています。祈っています。

 

日本人て表面上は見せないけれど、すごく芯の強い、忍耐強いものを持っているのを感じます。

オリンピックでもそれをすごく思いました。

優しさもそう。

目に見えて分かりやすくレディーファーストする!なんてなくたって、本当に困っているとき、必要なとき、みーんな優しいし温かい。

だけど、だからと言ってこの長い長いコロナとの闘い、そして、災害。もうみんな限界に近いと思います。忍耐強いんだから大丈夫だろう?なんて思わないで欲しい。その分みんな心の中に『辛さ、苦しさ』を沢山溜め込んでいるのだから。

そもそも、どこを見渡したって皆揃ってマスクをして、手指消毒をして、咳やくしゃみにもちゃんと対応して、穏やかに礼儀正しく集団生活を送ってる。

当たり前に見えても当たり前じゃない。

わぁ、みんなすごいなぁ\(^o^)/って思います。

そして、ひとりひとりを抱きしめたい気持ちになります。

あは、もちろん、変な人だと思われるのでやりませんけど 。

 

今朝はプロの声楽家の方のレッスンでした。元々超絶高い声の出る方で、伺うと声帯もやっぱり短いそうで。オランピアのアリアとか余裕なんですもん。フレーニも仰っていたけれど、超絶高い声が楽々出てしまうというのはもうそれで一つの差別化だから、それを磨く!!だって、誰でもが持っているものでもないもんね。フレーニは、あんなにすごい、素晴らしい、みんなの憧れのフレーニなのに、テバルディみたいな声に憧れる(私たちはフレーニさまのお声もとっても憧れます❤️)と仰ったり、超絶高い声を楽々出す訳じゃ無い(ご本人談)、でっかい声量な訳じゃない(これもご本人ね。私は充分に声量がおありだと思うけど)、だからこそ、他のソプラノにはない音楽性を磨く!!それが差別化に繋がると思うと。そして、テバルディのお声に憧れるとはいえ、その声を目指そうなんてのは違うと断言してらっしゃる。その人にしか無い、その人しか持っていない、その人でなければ出来ない、そういう自分にしかないものを磨くというのが我々の道だよね。

 

真似しても、その声にはならない。どころか、声を壊すことだってあるんよ。

あるテノールの門下の方々が先生のように出そうとしてみんな声を壊し、先生の真似をしなかった生徒だけが大成したなんてお話を聞いたこともあります。

 

Silvestro先生の弟子達(国籍も声種も色々だけど)も岩渕嘉瑩先生の門下生もみんな声違うもん。あぁ、あそこの門下ね!と分かるなんてこと無いもんね♪みんな違ってみんな良い。

 

それを感じる朝でした(╹◡╹)

 

みなさま、お気を付けてお過ごし下さいませ✨ね。

 


 

著者について 田川理穂
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