決断のとき

あるお仕事から、手を引くことを決めました。そのお仕事にはとても思い入れがあり、長年携わってもきました。
だから、この決断は大変寂しいものなのです。

ただ、この数年、歩む方向が自分の信じている道と違うかなぁ?!と感じることもあったのですが、思い入れの方が強かったので、目をつぶってしまったのかもしれません。まだ20代だった私には見えなかった『大人(そうは言いたくないけど)の世界』も、今やときに関わらざるを得ない年齢になりましたから(笑)、余計に色々見えてしまったのかもしれません。

小さい頃から『正義感』だけは人一倍強く、政治的にうまーく生きるのが性に合わないので仕方ありません(苦笑)

大学の教授陣の中で政治的にうまーく生きる道を選ばず、損をするまっすぐな生き方を選らんでいた父を反面教師にしてきたつもりでしたが、無理ですね～(汗)
でも、そんな人柄な父をとても誇りに思いますし、父の葬儀で出会った同僚の先生方もまっすぐで素晴らしい人柄の方々でしたので、父の歩んだ道は正しかったし、良かったんだなぁと改めて感じたものでした。分かってくれる人には分かる。それで良いんですよね。

寂しい決断と共に、新しい道も与えられ、自分の信じる道をまっすぐ歩もうと思います！

傷ついたり、屈辱を受けたり、理不尽さにのたうって、また一つ大人になるのかな

今まで大切に可愛がって頂いたことに感謝しつつ

著者について 田川理穂

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